HB(HIRORIN-BOW&BAREFOOT)/ベアフット生地の帽子

かぶり心地とかぶる楽しさが実感できる一点もののカジュアル帽子『HB』
スリランカで生まれた手つむぎ手織りの生地が、北鎌倉のアトリエで帽子になりました。
生地の質感と織り柄が活きるよう、被りやすくシンプルな形のデザインを追求して誕生した帽子です。

鎌倉市のふるさと納税返礼品としても2022年に登録されました。
「ふるさとチョイス」
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/14204/5590710


<HBの特徴>
★手紡ぎ手織りの生地なので頭を包み込むようなフィット感が抜群
★綿100パーセントの天然素材使用
★季節を選ばない手触りとしっかりした質感
★折りたたんでもシワになりにくく形もキープ
★先染めなので色落ち縮みがほとんどなし
★通気性の良い一重仕立て
★カラフルな色の組合せが楽しい
★一つとして同じ柄合わせにならない一点モノ
★サイズ調節可能なサイズリボン使用(57~60㎝対応可)
★ロゴ刺繍『HB』入り
『HB』は、帽子小屋の帽子ブランド『HIRORIN-BOW(ヒロリンボウ)』とスリランカのテキスタイルブランド『BAREFOOT(ベアフット)』 の頭文字です。

BAREFOOT


<生地について>
スリランカが世界に誇るテキスタイルブランド『BAREFOOT(ベアフット)』は、
イタリア系女流画家であるバーバラ・サンソニさんが「貧しいスリランカの女性たちに手に職を」と指導をはじめ、1960年代に資材をなげうって立ち上げたブランドです。

<鎌倉とスリランカ/ひと口では語り切れないメモ>
鎌倉の大仏殿高徳院にはスリランカのジャヤワルデネ前大統領の顕彰碑(けんしょうひ)があります。
第二次世界大戦後のサンフランシスコ講和会議で、敗戦国日本の処遇を巡って議会が揉めていた時、
スリランカ当時の大統領であったジャヤワルダナ氏の発言により、日本が分断統治されずに済んだという事実は、残念ながら余り知られてはいません。
鎌倉の高徳院にある顕彰碑は、スリランカ前首相への感謝と報恩の意を表するために建てられたものです。


現在のスリランカは、暴動のニュースが配信されなくなったと思ったら、今度は経済破綻!と、次々に苦境に立たされていると聞きます。
明るい未来が再びスリランカに訪れる事を祈りつつ、ここ北鎌倉でスリランカで織られた生地の感触を味わいつつ、日々帽子を作っています。
生地を求めてまだ平和で活気のあったスリランカを旅した2017年のことや歴史など、以前ブログでも少し書いています。
少しでも『光り輝く(スリ) 島(ランカ)』に興味を持っていただけると嬉しいです。