帽子小屋 history & こだわりの空間
2005年位から、ポツポツと帽子のオーダーを頂くようになり、その受け渡し場所に月3日間だけオープンの「帽子小屋」を始めたのが2009年のこと。
![初代小屋](https://i0.wp.com/boushigoya.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/8a661aeeb6cf31e77b39a58e3dc7fbd3-1024x768.jpg?resize=334%2C251&ssl=1)
以前からご縁があった北鎌倉の「香り仕事」さんというお店の庭にあるログハウスをお借りすることになりました。私とお客様おひとりできゅうきゅうになってしまう位の小さなログハウスでしたが、周りのハーブガーデンに囲まれて佇むその姿は、それはそれはフォトジェニックな建物で、何年もお気に入りの場所として使わせていただいていたのです。
しかし、毎回道具やディスプレイを運び込んではセッティングして持ち帰るという作業も大変になり、もとより、自分の作業アトリエ兼帽子教室ができるくらいのスペースを常設で持ちたいという想いも強くなり…。
そんな中で、今ある帽子小屋の場とご縁ができたのは2015年のこと。
それまでの帽子小屋ともご近所で、北鎌倉駅からも近く、通りから少し入った所という場所も理想的でした。
![帽子小屋入口](https://i0.wp.com/boushigoya.com/wp-content/uploads/2020/05/6713648fd87d0450fca402e92b1f3a74.jpg?resize=640%2C640&ssl=1)
![教室](https://i0.wp.com/boushigoya.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_4219.jpeg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
![ショップ](https://i0.wp.com/boushigoya.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_4220.jpeg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
この場所で帽子小屋を常設しようと決めてから、まず目指したのは人や環境にやさしい心地よい空間でした。
帽子をオーダーしてくださるお客様の中に、新建材などの化学物質アレルギーに苦しんでいる方がおられ、まずその方が安心してお越しいただける空間にしたいと思ったからです。
被り心地の良い帽子のための素材選び同様に、体に優しく居心地の良い空間を作るため、壁は漆喰仕上げ、塗装も極力自然塗料を使用することを心掛けました。
計画段階から私の中のモノ作り熱にも火がついて、リノベーション工事に当たっては大掛かりな部分はプロにお願いしたものの、壁紙はがし、漆喰のための下地作りや養生、ペンキ塗りなどは自分の手でコツコツと取り組みました。
途中大変さに途方に暮れた時もあったものの、自分で手掛けた愛着は何にも代えがたく、所々塗りムラがあるのもご愛敬。時間がたっても変わらない居心地の良い空間ができました。
一度のぞきにいらしてくださいね!
![ペンキ塗り](https://i0.wp.com/boushigoya.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/ph.jpg?resize=274%2C205)
帽子小屋ができるまでの様子はこちらをご覧ください↓
「帽子小屋ができるまで‐1」
https://boushigoya.com/2015/10/21/51979223/
「帽子小屋ができるまで‐2」
https://boushigoya.com/2015/10/23/51979233/
「帽子小屋ができるまで‐3」
https://boushigoya.com/2015/10/24/51979330/
「帽子小屋ができるまで‐番外編」
https://boushigoya.com/2015/10/28/51979835/