デニム工場見学ツアーレポート/サステナブルファッションってなぁに?(最終章)


サスティナブルファッションについて考えるこの旅も、いよいよクライマックスです。

(Topの写真は、ITONAMIさん企画の、デニムを刻み再び作るプロジェクト「FUKKOKU」)




そもそも、サステナブルファッションってなぁに?という質問に、
環境省はこんな説明をしています。

<サステナブルファッション>
衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、
生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのこと。

だそうです。


今回の旅
『デニム生産の現場からファッション産業の透明性について学び考える旅
広島・岡山2日間』企画:一般社団法人unisteps × HIS


あっという間だったけれど、中身の濃かった二日間。
最後の工場見学も終え、そのまま縫製工場の会議室を借りて、みんなで最後のシェアタイムです。



どう見ても私が最年長と言う中で、
10代20代30代の若い人たちの前向きな姿勢や言葉に刺激を受けます。

バブル時代の恩恵を受けて、
それが今になってもどこか感覚的に抜けきらない昭和世代の私には、
これからの未来を背負う若者の切迫感を100%共有する事は出来ないかもしれない…。

…なんとも、イケイケどんどん & のほほ〜んと生きて来ちゃったからね〜、私(汗)

(写真は宿での夕食↓)


でも、こんな私にも、大上段にサステナブルを叫ばなくても
きっと出来る事があるはず!


自分や周りの大切な人の為に、
帽子を楽しんで作ることだってそのひとつ。


着られなくなった洋服を、自分の手で帽子にリメイクするのだってきっとそう。

プロの方に着る物を染め直してもらって着続けるのもいいし、
素材から自分で織ったり、染めたりすることも、サステナブルに通じるよね。

もちろん買う時も、
どうやって作られているんだろう?
誰がどんな想いで作っているんだろう?って
想像するだけでも、その後の行動は変わってくるはず。


その為にもまずは知る事がやっぱり大切。
そして自分事として考える事


今回出会えた素敵なメンバーは、
皆んなそれぞれの経験や立場で、サステナブルという観点から
ファッションについて真剣に考えていました。


高校生、経済専攻の大学生、学校の先生、建築、アパレル、金融業界勤務、などなど。
単にファッションやジーンズが好きだという方や、
住食と来たら衣も押えておこうという方も。


知れば知るほど、答えは1つにはならないけれど、
一緒に体験して考える時間を共有できたことこそが、
自分事として考える大切な時間だった気がします。


その中でも自ら積極的にサステナブルファッションについて
情報発信をしているIKAWAさん。

彼女の運営しているサイトがとってもわかりやすくて、
身近に感じられたのでご紹介します。

素敵な出会いに感謝です❣️
ありがとう💓



最後に、角南被服さんに貼られていた、児島商工会議所のポスター。

2日間のデニムツアーは終わってしまったけれど
サステナブルについて考える旅はまだまだ続きます (完)


8日間にわたってお読みいただき、ありがとうございました(^^)/

投稿者プロフィール

かとうひろみ
かとうひろみ
北鎌倉とスナフキンが大好きな帽子屋です。