デニム工場見学ツアーレポート/サステナブルファッションってなぁに?(7/8)
旅と言ったら、やっぱり食は外せません!
お昼は石春さんで、大盛りの天ぷらうどん。
石春さんは実はお米屋さん。
お米屋さんが作るうどんです。
瀬戸内海を挟んで香川が目の前の児島では、やっぱりうどん!
昔、児島に働きに来ていた縫い子さんは香川から来た方が多かったので、
うどん屋さんの数も多く美味しいんだとか。
石春さんのうどんは、ちょっと硬めのむっちりした麺と、
甘めのお揚げさんと出し汁、そして特大の揚げたて海老天が、決め手!
美味しゅうございました。
お昼の天ぷらうどんでお腹パンパンになった所で、
最後は縫製工場へ
⭐︎角南被服有限会社さん
作業効率アップの為に独自に改良された工業ミシンの数々と、
縫い子さんの動きの無駄の無さに目を見張る。
低価格ブランドに負けない、頼らないために、
難しい技術もきれいに早く縫う為の創意工夫やアイディアを形にし、
縫子さんたちのスキルアップのサポート体制、動きやすい動線、
健康管理の為の休憩時間の確保、などなど、
それらすべてが工場内で整えられている。
だからこそ、世界中の有名ブランドからも、
難しい仕上げを確実にこなしてくれると、オファーが絶えないとの事。
そして、それが社員さんの働きやすさや意欲にも直結しているんだなぁと、
改めて会社の姿勢や働く環境の大切さを考えさせられる。
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2013年に起きた「ラナ・プラザ崩落事故」
1000人以上の死者を出したバングラディッシュ縫製工場の悲劇が頭をよぎる。
低価格で生産しなければ成り立たないファッション業界のツケが起こした悲劇。
それを回避するためには、この会社だから出来る技術と生産体制を整えて、
高価でも仕事が回ってくるシステムを作り出すこと。
ファストファッションが台頭する現在は、経営者の手腕にかかっている。
本当は、ファッション業界自体が変わらなければならない、
いや、みんなの意識や社会全体の仕組みが変わらないとどうにもならないんだけどね。
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話戻って、角南被服さん
縫いやすいように独自開発されたミシンのアタッチメントも
あちらこちらの壁にびっしり!
リベットだけでもこの種類の多さ!!
独自開発されたミシンやアタッチメントと縫子さんの技術で
縫う事が困難な場所もあっという間に仕上がっていきます。
こちらの会社は、3年間仕事を覚えてバッチリ働いたら、
独立も応援してくれるという太っ腹ぶり。
洋服を作ることを仕事にしたいと本気で考えているなら、
挑戦してみる価値ありそうですよ!
いよいよ、旅も終盤です。
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