CHANELの職人展『19M Tokyo』へ──手仕事の魔法にときめく


CHANEL presents
「la Galerie du 19M Tokyo」
に行ってきました。
パリのメゾンや職人技が一堂に会するワクワクの展覧会です。
*****



30代の頃、アクセサリーデザイナーをしていた私。
パリコレでいくつかのショーを観たあと、打ち合わせで初めて手にした「ゴッサンス」のアクセサリーの衝撃は今でも忘れられません。
「ゴッサンス」は、多くのオートクチュールメゾンにジュエリーを提供してきた、
フランスの老舗ジュエラー。
今回の展覧会にも、あの“存在感の塊”のようなコスチュームジュエリーが並んでいて、
一瞬で、あの時の「打ちのめされた感覚」が蘇りました。
几帳面な線でデザイン画を描いていた当時の私は、
感性や熱量を“伝える力”、そして大胆さが私には足りない!と痛感したのも、まさにあの瞬間。
あれから少しは成長したかな、私?(笑)
自分の中の引き出しと感性を増やすために、
美術館や展覧会で「本物」に触れることは、今もずっと大切にしています。
…なんて言うとカッコイイけど、実は単に好きなだけです(^_-)-☆
今回も行って本当によかった!!
帽子作家からスタートしたCHANELですもの!
もちろん帽子も❣️









帽子メゾン「ミッシェル」のコーナーでは帽体や木型、チップ、デザイン画などが置かれていて、制作過程のイメージが膨らむ展示になっていて、もう大興奮!!
他のメゾンの展示もため息が出ちゃうほどの繊細さと独創性!&ゴージャス!!
こんなにたくさんのメゾン・職人さんの技や叡知、そして歴史に支えられて、あんなに素晴らしいコレクションが完成するのね!と改めて感嘆したのでありました。









日本作家とのコラボレーションも!









シャネルの歴史の部屋での写真は、やっぱりどれも帽子をかぶっている姿!



展示の後半は、刺繍とツイードのメゾン「ルサージュ」を中心とした、CHANELのドレスの展示が続いて、見応えたっぷり。























刺繍体験もしてきちゃいました♪


滞在時間、なんと3時間!
が、もっとじっくり観たかったくらいです。
*****
「la Galerie du 19M Tokyo」
2025/9/30-10/20
&刺繍とテキスタイル100年の物語
東京シティビュー&森アーツセンターギャラリー
(六本木ヒルズ森タワー52階)
*[le19M ]*
2021年、CHANELによってパリに設立された、11のメゾンと、約700人の職人や専門家が集結したファッションとインテリアのメティエダール(手仕事の技術と芸術)を探求する複合施設です。
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