フランス帽子ツアーレポートVol.4

産業博物館





次の日、まずはレンタカーで「リボン博物館」へ。

 

実は「リボン博物館」のある古城風建物全体の名

は「産業博物館」。展示項目は、武器(刀や銃)と

自転車とリボンいう不思議な組み合わせ。

かわいらしいリボンをイメージしながら武器の展

示コーナーに迷い込んでしまった時の違和感とい

ったら、何だか銃を向けられたような怖さが・・・。

 キリストタペストリー








リボンのフロアーには背丈の倍近くある大型の織

機が飾られ、色々なリボンや織物が重厚な棚に

展示されている。生きた蚕が卵から幼虫、そして

繭になるまでケースに入って展示されていて、な

んとも生々しい。建物全体からのイメージのせい

か、武器コーナーの残像か、可愛いリボンと言う

よりも、『リボンをあなどるなかれ!』と言う威圧感

さえあったような・・・(^^;)

 

いえ、決して展示が良くないと言うわけではない

です。人を危める武器も、人に夢を与えるリボンも

リヨンの産業のひとつ。ここは「産業博物館」なの

ですから。

 リボン





でも場所って大切だなぁとしみじみ。


これは、人との出会いでも同じですね。

最初に違和感がある場所で出会うと、その人の

イメージにまで影響を与えてしまう、という・・・。

お見合いの場所は、やっぱりこだわらないと

いけないなぁ・・・。

 

話がそれてしまったけれど(苦笑)、

旅は「リボン博物館」を後に、いよいよ待望の

「帽子博物館」へ!

 

写真は

・産業博物館外観

・苦悩するキリストの表情図タペストリー

・ゴージャスなリボンと織り説明書