作品展で開催したマスク作りのWSに思う❣️

2人展無事終了しました。
ありがとうございました‼️
今回の作品展は、コロナ騒ぎの影響でどうなることやらと不安を抱えての開催でしたが、お客様がほとんどない日もありながら開催し続けて下さった葡萄屋ギャラリーさんのお陰で、無事最終日を迎えることができました。
そして不安な中にも関わらず足を運んで下さったお客様、会場には来れないけれどとエールを送ってくださった方、じっと見守ってくださった方、と、今迄以上に沢山の方の応援を感じながらの2人展でありました。
本当にありがとうございます❣️
大阪から会期前半在廊された織物作家のシゲタアケミさんはもちろんの事、普段北鎌倉で小さく活動している私にとって、少しでも多くの方に作品を見て頂きたいと思って開催する作品展は、準備から始まってとてもエネルギーのいる事。
でも、その大変さを置いても又作品展を開きたいと思うのは、お客様との交流やお客様との共感の悦びを知っているから。
その結果として、お客様が欲しいと思うものを提供する事が出来れば、その方の日々の暮らしの中に、ささやかでも幸せや悦びを見出して頂けると信じているからなのです。
この感覚は、他のものづくりをしている方や、音楽や演劇・表現活動している方、そういう活動を支えているイベントプランナーの方やギャラリストの方なども同じだと思います。
みんなに元気を与えたり、何かを考えるきっかけを作ったり、誰かと誰かを繋いだり、最終的にみんなが幸せになるための、誰かの役に立ちたいという気持ちから、仕事と言う形で行動し実践しているのだと思うのです。
決して『どんな状況下にあってもイベントをやりつづけよう！』と言っている訳ではありません。
それぞれの判断で、先ずは自分を守りつつ　(自分がダメになったら他の誰かを助けることなどできないから！) 自分の今出来ることをやる！という事が、どんなに大切な事なのか‼️
今回の作品展は未熟な私に体験としてそれを教えてくれました。
その一つが、「マスク作り」のワークショップ。
開催のきっかけは北鎌倉の帽子教室。
お孫ちゃんがもうすぐ生まれるという生徒さんが、「ベビーキャップを作りたい！」というリクエストにお応えして開催した、ダブルガーゼで作る「ベビーキャップ作り」の特別レッスン。

『せっかくなら、おばあちゃんもお孫ちゃんとお揃いのマスクをしたら悦び倍増じゃない⁉️』と、マスクの作り方をお教えしたのです。
生徒さんは『おばあちゃんとは呼ばせない！』と言ってましたが(笑)
それをSNSに投稿したのがきっかけで、急遽作品展中の葡萄屋ギャラリーでも開催する事になったのが「マスクを手作りしちゃおう！」のワークショップ。
それがびっくりする程反響があって、帽子そっちのけでマスクの作り方をお教えした最後の2日間。
皆さん、チクチクされる時間も楽しみつつ、今必要としているマスクとその作り方を手に入れて、大変喜んで下さったのです❣️

今、みんなが必要としている事で私が出来ることを提供できた事の悦びは、まさに感動の域でした。
『こういう事なんだな、仕事を通して人と社会と繋がっていくって事は‼️』
今まで自分の足元だけ見て来た私の中の何かが、シフトするような体験でした。
これからも帽子作りと共に、私が今出来ることは何か？を見つけて行けたらと思います。
いや、案外難しく考えない方が良いのかも？
そんな事を思いながら、今後が楽しみな帽子小屋の私です。
最後まで読んで下さってありがとうございます😊
PS、よく男性向けの帽子はありますか？と聞かれるのですが、私の作る帽子のほとんどは性差を意識せずに作っています。
お好みの色や柄、形があれば、躊躇する事なく、是非是非挑戦してみて下さいネ。
今回もこんな素敵な出会いがありました。
ピンクのベアフットの帽子、お似合いです❗️