北鎌倉シュトーレン作り方ダイジェスト🎄
今年もクリスマスがやってきました🎄
帽子小屋の「北鎌倉シュトーレン」今年(2020年)もたくさんの方に召し上がっていただくことが出来ました。
『美味しくて、もう一切れもう一切れと食べている内にあっという間になくなっちゃって、クリスマスまでもたな~い💓』と嬉しいお言葉を今年もたくさんいただきました。
ありがとうございます。
シュトーレンはドイツ発祥のクリスマスのために焼かれる発酵菓子パンです。
本場ドイツでは、キリストの誕生を祝う降誕祭(クリスマス)の4週間前から、その日を楽しみにしつつ少しずつスライスして食べるのが習慣です。
そのために、しっかり日持ちがするように、材料と工夫が考えられたレシピになっているのです。
しかも、ドイツではシュトーレンのレシピにガイドラインがあり、それに当てはまらないものはシュトーレンとは呼んでもらえないとのこと。いろいろなバリエーションがあるとはいえ、基本的に小麦粉に対してバターが30%以上、ドライフルーツやナッツなどの乾燥物が60%以上入っていることが条件らしいのです。
そんなウンチクを知ってしまうと、自分の作っているシュトーレンがシュトーレンと呼べるのか?と心配になって、慌ててレシピを見直してみることに…。
バターは40%(焼成後に塗る分含まず)、ドライフルーツ&ナッツは120%も入っているので、間違いなくシュトーレン!良かった~‼
そういえば、ドイツに駐在されていたというお客様にもお褒めいただいたこともあったっけ(^_-)-☆
これで胸を張って『シュトーレン作ってます!』と言えますね。
気を良くしたところで(笑)「北鎌倉シュトーレン」の作り方を簡単にご説明しましょう。
「北鎌倉シュトーレン」は、日本の古き都鎌倉の入り口「北鎌倉」で、洋装の象徴でもある「帽子」を扱うという、ある意味ミスマッチな場所で営む小さな帽子屋が、クリスマスのシーズンだけパン屋となって手作りするシュトーレンです。ドイツならではの作り方に、餡という和の素材をプラスしたことで、洋と和がハグしているイメージを感じていただけると嬉しいです。
<原材料>
小麦粉・バター・クルミ・干しブドウ・プルーン・あずき餡・甘栗・きび糖・卵・牛乳・オレンジリキュール・梅酒・酵母・シナモンパウダー・食塩・粉糖
先ずは小麦粉と牛乳と酵母で前生地を作ります。
発酵を待っている間に、バターや砂糖などを使って副材料の甘くて美味しいクリームを作ります。
前生地が膨らんだら副材料のクリームと合わせ、途中クルミを入れ込みながら本ごねです。
分割・丸めの後ベンチタイムで生地をお休みさせたら、フィリングを入れながら成型します。
仕上げ発酵したら、オーブンで焼成です。
焼きあがったらすぐにオレンジリキュールとバターをたっぷり塗って浸み込ませます。
しっかり冷めたらトッピングシュガーをタップリ振って、しっかりラッピングして出来上がりです。
来年も心待ちにしていただけると嬉しいです💓
メリークリスマス🎄
(北鎌倉シュトーレンは数量限定のご予約販売とさせて頂いています。)
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