コケティッシュな幼稚園帽
帽体とは、既に“ある程度帽子の形になった素材”のことで、私はモスグリーンのウールで出来た「のっぽさんの帽子」のような形をした帽体を材料屋さんで選んだ。
作り方は、帽体を湿らせて木型にはめて乾かす・・・簡単に言ってしまうとこんな感じ。
「コケティッシュな幼稚園帽」のイメージで2種類の木型を選び、組み合わせて出来た形に、思いがけずアクセントが付いたのは、本来は切り落とすか縫いこんでしまうブリム(ツバ)の裾部分。マフィンを作るときに使うペーパーカップのようなギャザーが、なんとも言えず可愛らしい。
こんな風に、作っている内に新しい発見があるのは楽しくてたまらない。本当に幼稚園で工作しているような気分である。
ところで、『コケティッシュ』の意味を何気なく辞書で調べたら、「なまめかしい」とか「男の気をひこうとする」の意・・・なんて出ていたのでビックリ!私にとっては、「ちょっとずっこけたかわいさ」的な意味だったのに。これまた私にとって、顔から火が出るような新しい発見だったのであーる。(^^;)
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