チロリアンハットを被ろう!



今年の夏くらいからチロリアンハットが気になってしょうがない。


 アルプスのチロル地方の民族衣装の形がベースになった、ブリム(つば)の後ろ部分が持ち上がった形の帽子のこと。登山帽ともいわれるけれど、本来はフェルトを型入れした帽子で、羽飾りがサイドについていたりして、なかなか小粋でおしゃれな帽子なのだ。そしてもちろん男の人だけでなく女の人も昔から被っていたチロリアンハット。なのに日本では、あまり女の人がチロリアンハットを被っている姿を見かけたことないなぁ。何故だろう?山登りやフォークロアなイメージが強すぎるのかしら?


 


 


そこで創ってみました、チロリアンハット!


 


フェルトの型入れではないけれど、大好きなチェック柄のツイードを使って、ブリムの後ろがピョンッと上がったチロリアンシェイプ。


 


ひとつ目はオレンジ系の生地にパープルの皮ベルトがついたシンプルチロリアン。


 


もうひとつは同じパターンで作った赤系の生地にブルーのスエードベルトのチロリアン。お決まりの羽飾りの代わりに共布でつくったピンクッション型の飾り付き。


 


そしてもうひとつは応用編。ブリムの後ろ部分が持ち上がるイメージは残して、クラウンの斜め両サイドにタックを入れてブリムに切替えを入れたチロリアン。生地は上の赤系チェックと同じ生地だけど、又違った感じにみえるでしょう?


 


 


 


この冬、街にチロリアンハットを被ったちょっぴりマニッシュな女の人が増えるといいなぁ。


だって、可愛いんだもん(*^^*)