シルクハットの化粧直し

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10月の帽子小屋が来週に迫ってきました。
<特別メニュー>の準備も着々と進めています。
今日は男性用にと考えていたシルクハット+ボーラー
ハットの化粧直し。古道具屋さんで眠っていたこの2点
は、痛んでいた部分の修復後、ブラシをかけて帽子小
屋デビューに備えます。不思議の国のアリスに登場す
るマッドハッターとまではいかないけれど、コサージュ
やチェーン飾りを付けてパンクな雰囲気に演出です。
別名トップハットと言われる円筒状で高く天井が平らな
シルクハットは、昼間のモーニングスーツやイブニング
用のタキシードや燕尾服などの礼服に合わせる正式な
帽子。そんな正式な装いや上流階級のイメージを逆手に
取るように、マジシャンが鳩やウサギを出したりする
ために使ったり、タレントやミュージシャンがトレード
マークのように被ったりと、笑いを誘う存在でもある
シルクハット。
それに対してボーラーハットは元々乗馬用の帽子だっ
たものが街中でも被られるようになったもの。位置づけ
としては上流階級が被るシルクハットと労働者階級が
被るフェルトのソフトハットの中間辺り。チャップリンが
映画の中で被っている帽子として記憶されている方も
多いことでしょう。
実はこの2種類の帽子、男性用にと書いたけれど、女
性も被っていた時代があるのです。10月の帽子小屋
では、女性の方も是非被ってみてくださいね。
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10月の限定メニュー、まだ少しお席が残っています。
カクテルハットやシルクハットを被ってお茶を楽しみた
い方、ご連絡おまちしています(^^)
(*詳細は前回(9/23付)のブログをご覧くださいね。)