頭の中のALWAYS

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待ちに待った「ALWAYS三丁目の夕日’64」を観てきました!
もちろん黒いメガネを掛けての3D映像。
描かれている時代の象徴としてオリンピックや新幹線があるけれど、断片的に記憶に残っている私自身の思い出とも重なって、スクリーンと自分との距離がとっても近く感じたのは、最新のVFX技術による3Dのせいだけではないだろう。
でもでも、懐かしいだけじゃなくて今の私だからこそググッと引き付けられるシーンもいっぱい!
そのひとつは、主人公茶川(吉岡秀隆)の飲み友達丸山と吉田がオリンピック・サッカーの試合見物帰りというシーン。普段は商店を営むラフな格好の二人が、きちんとグレーの背広を着て、手には日の丸、なのに頭には新聞紙で作ったトンガリ帽。
なぜにトンガリ帽なのか?!
日本なんだから折り紙のカブトでもいいものを。
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トンガリ帽というとクリスマスのどんちゃん騒ぎの時に被るイメージがあるけれど、昭和29年にビング・クロスビーとダニー・ケイ出演の「ホワイトクリスマス」が上映された頃には、日本の一般家庭でもクリスマスを祝うことが定着していたという。それから10年たった昭和39年頃には、クリスマスという名のお祭りの被り物としてトンガリ帽も定着していたのかもしれない。
実際私もクリスマスにトンガリ帽を被った姿の白黒写真が手元に残っている。しかも、手には羽子板。時代を感じるなぁ…(笑)
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そう考えたら、お祭り気分の象徴としてオリンピックの応援にトンガリ帽というのもうなずける。
そしてもうひとつ目が釘付けになったのは、堀北真希演じる六ちゃんの被る帽子たち。整備工姿の時に被る油まみれのキャップや、新幹線で新婚旅行に旅立つ時のツーピースとおそろいのピンクのトーク帽・・・
あれあれ、映画の話をするはずがいつの間にやら~
私の頭の中のALWAYSは「帽子」のことでいっぱいのようです。
いつだって、そして、きっといつまでも~(^^)
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