お助けグッズ帽子小屋セレクション Vol.2

こんにちは。
北鎌倉・帽子小屋のひろりんです。
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7月に入ってすっかり静かになった北鎌倉。
外に出るのはお日様の陽射しが強すぎてよろめきそう。
だからと言って家に籠っていると、結局何も手につかない。
でもちょっと頑張ってここに来れば、家での雑用からも解放され、帽子作りにひたすら専念できるから嬉しい。
そんな風に言って下さる帽子教室の生徒さん。
私も嬉しい! ありがとうございます(^^♪
最近帽子教室でひそかに流行っているのが
「ぬいしろライナー」
ハンドメイドクリエーターで帽子教室にも通って下さっている
まゆみさんが使っている様子に、教室中がどよめいた!というイッピン。
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帽子小屋教室の型紙には縫代が含まれていません。
という事は、生地に型紙を写した後、生地をカットするまでに、更に縫い代幅をプラスした裁断線を付けるという作業が必要になります。このプラス作業がなかなか地味で手間がかかるのです。
型紙の段階で縫い代分含んだものを作るという方法もあるのですが、これは同じ生地で同じ形の帽子をたくさん作る時に向いている方法。(ちなみにトップの写真は定番帽子作成の為、縫い代込みの型紙を使っています。)
一方、色々な厚みや素材の生地で、縫い代幅を加減しながら世界で一つのハンドメイドを楽しみたい派には、縫い代別の型紙がおススメ。という事で、帽子小屋教室では縫い代別型紙を使っています。
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話戻って、縫い代プラスの作業の手間、縫い代幅を計りながら印を付けて点と線を繋げていくという作業はかなり地道な作業。単純な作業だけに没頭出来るという魅力もあるのですが、早く立体にしたいというハヤる気持ちを抑えられない!という向きには、「ぬいしろライナー」の出番です。
2枚羽になった丸いライナーに型紙を挟み、中央の穴にペンを刺してそのままスライドさせれば、縫い代プラスされた線がスルスルと引けるというシロモノ。縫い代幅も選べます。
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ただし、型紙はヨレないしっかりした紙で作ってある事、そしてペンの芯はライナーの穴に入る細いものを使いましょう。
作り方も道具も相性ってあるんです。
道具に頼りすぎるのも考えモノですが、どんどん作って、気になったものはどんどん試して、自分に合うやり方を見つけて下さいね!

お助けグッズ帽子小屋セレクションVol.1
https://boushigoya.com/2018/06/30/52055928/
#帽子教室
#ぬいしろライナー