ひろりん展中間報告
怖いもの知らず・・・とはまさに私のことかも(^^;)
国立がステキな街だとは知っていたけれど、ひろりん
展が始まり毎日通うようになると、落ち着いた気品溢
れる空気感は他とはちょっと違う印象だという思いを日
に日に募らせていた。だからと言ってお高く留まってい
るのとは違う。正統派帽子を普段着で被りこなせる街。
そんな感じ。
昨日も目の覚めるようなターコイズブルーのファーフェ
ルトに羽飾りの付いた型入れ帽子を被り、背筋を伸ば
して颯爽と歩く美しいご婦人に遭遇。手には丸い帽子
ケースをキャリーに載せている。「帽子に関わっている
方に違いない、お話したい!」と私は思わず近寄り声
をかけ
伺うと、80を超えた有名な帽子作家さんがこの街には
お住まいで、その方のお教室に通われているという。
その教えは昔ながらの製法で、まさに正統派帽子道。
「作家先生の人生経験から出るお話も楽しいのよ。」
とのこと。
納得である!
国立という街が気品に溢れていると感じたのも、人生
経験溢れた帽子作家さんが住まわれているからだっ
たのね、と私の中では妙に腑に落ちてしまった次第。
と同時に、まだまだ帽子作家駆け出しの私が、この国
立で個展をさせていただいているということに身が引
き締まる思い。私だからこそ創れる帽子を早く確立し
たい、
似合う女
でもそれってどんな形なんだろう?
でも、ひとつだけ私にもわかっていることがある。
私の帽子を被ってくれた方が笑顔いっぱいの幸せに
包まれるような帽子を創りたい。そしていつか私がお
ばあさんになった時、「ひろりんさんに帽子を創っても
らうと幸せになれるらしいよ」と噂される、そんな帽子
作家さんになりたい、ということ。
今回のひろりん展でも、来てくださった方が幸せな気
持ちになれるお楽しみをご用意しています。
それは来てのお楽しみ(^o -)・・・☆
是非是非、お待ちしていま~す!
P.S.
今回はmini HIRORIN-BOW が作れるポストカードもご
用意しました。その作り方&ショートストーリーアニメー
ションが、会場をいっそう微笑ましい空間へと盛り上げ
てくれています。製作してくれたのはジャン・ピエール・
テンシン氏。是非じっくりとお楽しみくださいね。
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