帽子と一緒にいってらっしゃ~い!


世界中を旅し、釣りと食と酒を大いに楽しみ、それらを文章にしてこの世に残した作家、開高健。旅先での彼の頭の上には、必ずと言ってよいほど帽子が載っていた。もちろん、炎天下での釣りや取材では、帽子は必需品だったのであろう。でも理由はそれだけではないらしい。あらゆる旅行中に撮った半端じゃない数の写真を、後で整理する時のために帽子を被っていたという。そう、旅毎に帽子を替えて、何処に行っていた時の写真か一目で判るようにするために。


逆に、後からよれよれになった帽子を見て、旅の思い出やその時の情景を思い出す事も、きっとあったに違いない。


 


 


世の中は夏休み真っ只中。


旅に連れて行ってもらえる幸せな帽子たちをご紹介しよう。


 


サーモンピンクのフワフワしたツバひろの帽子はパリに連れて行ってもらえるらしい。


ブリムのフロントだけをぐっと上に持ち上げて被ると、サイドのラインが流れるブロンドの前髪のよう。揺れるブリムにパリジャンも思わず振り返る、かも!?


 


 


そして、シックな色合いのプリント地にパープルのリボン&スパンコール刺繍が大人っぽいこの帽子は、バリ島に連れて行ってもらえるらしい。


灼熱の太陽の下では琥珀色の肌に映え、暗闇で流れるガムランの響きの中ではバリダンサーの目のようにスパンコールが魅惑的に光り出す、かも!?


 


いってらっしゃ~い!(^0^)/


思いっきり楽しんできてね。


そして、帽子と一緒に旅の思い出をいっぱい作ってきてね。