楽しかったグループ展



楽しかったなぁ、グループ展!


 


帽子創りは一人で黙々と作業する事がほとんどだけれど、今回はなにせ12人のグループ展だもの。ひとりで黙々となんてしてられない。


 


しかも私はディスプレイ担当。みんながどんな作品を創っていて、どんな風に飾りたいかを事前に聞き取りして、どうやって飾るかを決めるという大役だ。


 


狭いギャラリーにひとり3-4点の出展数。しかもバラエティーに富んだ作品群。平面といっても日本画にオイルパステル、切り絵にスケッチ、写真にシルクスクリーン、そして刺繍に染物。立体に至っては、ランプや写真立て人物などの陶作品にドリームキャッチャー、ディジュリドゥ(アボリジニの楽器)に帽子。何とまあ、何でもありの大賑わい!それだけに、初日がオープンする前にディスプレイが無事終わって、会場に作品がずらりと並んだ様を目にしたときの感激はひとしお。たった2時間のディスプレイ時間だったけれど、みんな素晴らしく団結して、てきぱきと動いて、こんな時こそ集団で行動を起こす醍醐味が味わえるんだなぁと、ますます感動!


 



そして始まった展覧会。


ディジュリドゥのライブあり、飛び入りの朗読に手話マイムのパフォーマンスなどなど、楽しいイベントも目白押し。来場者も切れることのないくらい和気あいあいの、あっという間の3日間。


ほんとうに楽しかったなぁ。


 


写真は、この展覧会の期間中にデビューした帽子たち。クロッシェもベレーもお嫁入りしたご主人様にぴったりで私まで嬉しくなってしまうほど!そしてアニマル柄のハットは、展覧会前日の夜中に完成。NY帽子ツアーで入手した帽体とブレードリボンで創ったハット。もちろんこの3日間、しっかり私の頭の上でお客様をお出迎え。


 


来て下さった方から、「表現する事の喜びと楽しさ、そして、それぞれの表現を認め合う心の大切さを感じた。」との感想を何人かから頂いたけれど、こんなに嬉しい褒め言葉はないのではないかしら。私たちがグループ展として一番表現したかったのは、まさにその事だった気がします。


 


会場に足を運んでくださった方、本当にありがとうございました!


 


そしてアートブレイクのメンバー、ステキな時間を共有してくれてありがとう!