お帰りなさいミシンちゃん
久しぶりに踏んだミシンの音がリズミカルで軽やかですこぶるイイッ!
そして針の進み具合もスムーズで心地良いっ!
やっぱりこうでなくっちゃね。
「ガダッガダッガダッガダッ!」夜中に踏むのがはばかられる程うるさい音を立てる30年来の古ミシン。それでも昔の物だからこそのシンプルな使い勝手と、押さえの強さが気に入っていた。だから、古女房のいびきみたいなもんだとちょっとあきらめも入って、そのけたたましい音にも慣れっこになっていた。(古女房って良く言うけれど、何で古亭主とか古旦那って言わないんだろう?)それが急に動きが鈍くなって、あちこち油を差しても直らなくなって、とうとう動かなくなってしまったから、さぁ困った!
でも世の中には助ける神がちゃんといる!
「ミシン修理センター」
ここはどこのメーカーのミシンも診察してくれて、「パーツの保管期間が過ぎたので修理できません」な~てことは言わない。破棄されたミシンを分解して使えるパーツを保管しておく事で、どんなミシンの修理にも対応できるようなシステムを作り上げた素晴らしい会社だ。
お陰で私のミシンもこの通り立派に生還して参りました。
釜のギアが割れていたんですって。
手術後にトレーに載せられた摘出臓器を見るような気分で割れたギアを眺めつつ、生還したミシンを思わずナデナデ。
これからも益々よろしくね!
以前より一層愛おしさが増したミシンちゃんなのであります。
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