2005年4月19日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 夏の思い出帽子 夏休みや冬休み、両親に連れられておばあちゃんの家に遊びに行くと、その日の為に用意された品々が、奥の部屋の押入れからどんどん出てくる。流行のゲームやおもちゃ、フリルいっぱいのパジャマやかわいいプリントの付いたまっさらな下着 […]
2005年4月4日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 天使の羽をかぶった歌姫 ざっくりした生成りの麻生地に、キャンパスに絵を描くように「天使の羽」を刺繍してみた。型紙の位置決めだけして、何処に絵が来るのか輪郭だけあたりを付けて、後は気の向くままザクザクとチェーンステッチ。 蓮の花のようなソフトなピ […]
2005年3月31日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 紫外線対策には帽子をお忘れなく! ロング・エンゲージメントという映画を観た。戦争で行方知れずになった婚約者を、まさに女の執念で探し出すという、一筋縄ではいかないお話である。 映画の感想はさて置き、私の一番の注目は、主人公であるオドレイ・トトゥが被る「帽子 […]
2005年3月30日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 うちの裏庭の怪獣 昨年の夏、チェコのアート・アニメーションの巨匠・シュヴァンクマイエルの「オテサーネク」を観た。 子供のいない夫婦が、木の切り株を赤ん坊に見立ててかわいがっている内に、切り株が本当に動き出し、どんどん成長して、果ては巨大化 […]
2005年3月28日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 エクボのある帽子 今日は葉山の神奈川県立近代美術館にハンス・アルプ展を見に行った。アルプは20世紀に活躍した彫刻家で、もう既にある表現方法では絶対に満足しない革新的な彫刻家だったらしい。ほとんどが物の輪郭だけであらわされた作品は、はっきり […]
2005年3月26日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 晴れた日は、帽子のお手入れ日和。 昨年の秋口に作った、テンガロン風ボア付帽子。 ブリム(つば)の内側の生地をモコモコボアにして、更にリボンの代わりにボアの帯を襟巻き風にクルリと巻いてみた。 テンガロンというと、カウボーイが被る帽子のことと相場は決っている […]
2005年3月25日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 キウィが飛んだ! 小さなキウィがプリントされた生地を見つけた。むっくりとした体に小さな丸い頭からツンと尖ったくちばしが伸びたイラストが、なんともいえず愛らしくて思わず購入。早速、母のバードウォッチング用夏の帽子を作ることにした。 陽射しを […]
2005年2月28日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 おとぼけ帽子 まだまだ寒いけれど、確実に春は近付いてきている。お日様の光が少しまぶしく感じるようになったり、木や草の芽のふくらみに目が留まるようになったり・・・。 帽子を作るようになって暇さえあれば覗くようになった生地屋さんでも、明る […]
2005年2月14日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 スナフキンのもうひとつの帽子 ムーミン谷に住む孤独を愛するスナフキンは、いつも緑のとんがり帽をかぶっている。彼がもし替えの帽子を持っているとしたら、こんな感じのソフト帽かな? 決して人が嫌いなわけではないけれど、人間関係のわずらわしさをさらりとかわし […]
2005年2月8日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 コケティッシュな幼稚園帽 初めて帽体を使って作った帽子がこれ。 帽体とは、既に“ある程度帽子の形になった素材”のことで、私はモスグリーンのウールで出来た「のっぽさんの帽子」のような形をした帽体を材料屋さんで選んだ。 作り方は、帽体を湿らせて木型に […]