2005年6月28日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 帽子のなる木 昔、うちでシイタケを栽培していたことがあった。 椎の木の丸太に、サイコロ状にしたシイタケ菌のチップを埋め込んで、日陰の湿った場所に置いておく。すると、かわいい突起物が出てきて、それが日に日に大きくなってプックリした肉厚の […]
2005年6月14日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 あなたの心模様、映します! ジャワ島の伝統芸能である影絵芝居「ワヤン」を大人になるまでこの目で観たことはなかったけれど、その芝居で使われる透かし彫りの人形は、小さい頃から知っていた。海外出張の度に父が持ち帰る、なんともへんてこりんな品々の中のひとつ […]
2005年6月10日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 食べちゃダメなら、被っちゃおう! 白い水玉に混ざってオレンジやブルーの水玉が並ぶ茶色の生地を使って、六枚はぎのクロッシェを創った。プックリと仕上がったベースに、レース編の茶色のリボンを巻いて、共布とリボンで創ったくるみボタンをてっぺんにつけたら、何ともか […]
2005年6月5日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 もう背伸びはしないよ。 初めてチョコに包まれたミントのお菓子を食べたのは、まだ子供だった私へのお土産に父が海外出張から持ち帰ったモノだった。 その頃、まだミントといえばガムか歯磨きペーストの味位しか知らなかった私に、初めて口にしたその味は、裏切 […]
2005年6月1日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 貴女のトゲ、お隠しします。 バラの季節がやってきた。 バラというと、ちょっと気取っているような気がして敬遠していた私も、原種に近いモッコウバラやツルバラは、素直に花の愛らしさを楽しめる。 小さかった頃、バラのトゲをオデコ […]
2005年5月22日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 我が家のモアイ像 お天気の良い日に、新作のラメ入りハンチング三兄弟を並べてみた。どこかで見たことのある風景だなぁ・・・と今までの私の記憶を総動員すると・・・?。 イースター島の写真集。モアイ像が並んで海を眺めている風景だ。 イースター島・ […]
2005年5月18日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 あなたもいかが? デザインフェスタ・デビュー果たしました! あんなにたくさんの人に私が作った帽子見てもらうの初めてだったから、ヘラヘラしてるように見えたかもしれ知れないけれど、本当はドキドキ! 前日だって眠れなかったよ。・・・ […]
2005年5月9日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 曖昧な記憶の中に 自慢じゃないが、私の記憶は全てが曖昧だ。 小学校の1年の時、宿題や明日学校に持って来るものを、帰り際に必ず先生に確認しに行ったのが始まりかもしれない。 始まりとは、記憶を曖昧にしておいて、それを確認するために、好きな人と […]
2005年5月5日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 ボクの事、忘れないでね。 こんなお天気のいい日に、こんなウールのいかにも冬物の帽子が登場するなんて、どういうこと?しかも、寒々しい冬の風景の中で、落し物のような風情の淋しげなチェックのクロッシェ。
2005年4月25日 / Last updated : 2020年9月1日 かとうひろみ 帽子と共に暮らす日々 勝利の女神・ニケ帽 パリのループル美術館で、展示された作品の存在感に圧倒されながらも、その場でその作品をスケッチしたことが貴方はあるだろうか? お絵かき仲間である彼女の描いたサモトラケのニケを観たとき、ルーブルのエントランスに置かれた3メー […]